山田ズーニーさんワークショップとバス事故の話
昨日は宣伝会議の講座で、山田ズーニーさんのワークショップに参加しました。
山田ズーニーさんは、進研ゼミの小論文講座で編集長を務めた後、3年間仕事がない状態から小論文対策の書籍を出したという猛者でございます。
ズーニーさんのワークショップでは、2人1組でお互いにインタビューを行い、それを踏まえた上で6人のグループを作り自己紹介をしました。
まず最初の一文を考えます。
「私にとって一番の反面教師は自分の母親」
そうです。私の最大の敵にして反面教師は母親なのです。
小学校に上がる直前私の親は離婚しました。
仲のいい夫婦だと思っていましたから、私にとってはまさに青天の霹靂です
しかし、思い返せば泣きながら感情的に話す母と、それを聴く父の姿。予兆はあったわけです。
そこで思うのは、「伝えるならば伝え方が、聴くなら聴き方が大事」、「親しい相手ほど知らない一面を持っている」ということです。
女性は話を論理的にまとめるのが苦手だと言われます。男性の脳と女性の脳は違いますから、女性の話を聴くのはさぞ大変でしょう。
相手の話を理解する手助けとなるのは、傾聴する際の相づちと確認です。さらに、語る側も順序立ててわかりやすく話す必要があります。
私がやっているライターの仕事の主軸は、自分の意見を相手にわかりやすく、面白く書くことにあります。
もしかしたら、私がライターを志すようになった背景には、ごく身近な男女=両親のコミュニケーションの不具合があるのかもしれません。
自分でもよくわからない思いを言語化して、人と人とのコミュニケーションを円滑にする、そしてそれによって少しでも人の悩みが軽くできたら これが私の目指すところです。
少しでも楽しく生きる これは私のモットーです。
33年間生きているといろんなことがあります。アル中でセックス依存症のペルー人とつきあって、死にかけたりとか
けどね、やっぱり外に出て人と会い、美味しいもの食べてれば楽しいんです
先日は軽井沢で痛ましいバス事故がありました。
健康に生きていることは本当に幸せです。私は臆病なので、いつ何があってもおかしくないと思って生きています。シートベルトをする、背後に気をつける。つきあう人に気をつける。
いろんなことを経験して傷ついて強くなったからこそ、とにかく生きることを楽しもう、そう考えられるのだと思います。
by boushiseijin | 2016-01-17 00:29